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サッポロビール (開拓使麦酒醸造所)
そもそもサッポロビールは、明治4年にアメリカから来られた地質学者トマス・アンチセルが、現在の岩内町で野生のホップを発見し、北海道開拓使にビールづくりを進言したのが始まりなのです。
明治9年に、開拓長官の黒田清隆に誘われ開拓使に勤めていた薩摩藩出身の村橋久成氏が、麦酒醸造所を札幌に建設すべしと猛烈に訴えたことにより、この札幌の地に開拓使麦酒醸造所が建設されたのです。また、醸造技師であった越後出身の中川清兵衛氏は、麦酒の本場であるドイツで修業をし、明治10年4月に・・見事試作に成功したのである。この二人が北海道ビール(現在のサッポロビール)の生みの親と言っても過言ではないでしょう。同年9月、北海道ビール第 1号が東京へ送られたのである。明治19年、開拓使麦酒醸造所は民間に払い下げられたが、開拓使の誇り高いシンボルマークの赤い「五稜星」は、今日でもサッポロビールのトレードマークとしてラベルに生き続けているのであります。